2019-10-05 等倍点とn乗根 楕円曲線 定理1 n等倍点がE(K)に全て含まれるなら、n乗根は体Kに含まれる。 この定理から以下が言える。定理2 Eを(有理数体)上の楕円曲線とするとき、n=3以上のn等倍点でに含まれないものが存在する。 定理1は、体上のEを考えるとき(pは素数)、n等倍点がE(K)に含まれることがあるということを言っている。 これはが全てのn等倍点をに含んでいることに近いことを言っている。