Pebble Coding

プログラマーの作業メモ

try! swift 参加レポート

3/2-4 渋谷マークシティにて行われたtry!swiftカンファレンス http://www.tryswiftconf.com に参加してきましたので簡単な感想です。

スピーカー33名(日本人2割)、参加者約500名(日本人8割) という規模のswift言語やApple関連ソフトウェアに関する コミュニティ型技術カンファレンスです。

すべての発表のスライドとビデオは順次公開される予定だそうです。

http://dev.classmethod.jp/smartphone/tryswift-1st-day-am/

http://qiita.com/mishimay/items/895d676eb9940d75e639

http://togetter.com/li/945130

私が気になった発表の感想のみを挙げます。

Day1

Swiftのエコシステムに飛び込む」Syo Ikeda

パッケージ管理ツールである、CocoaPods、Carthage、SwiftPackageManager(Swift3) が広く使われているが、swift3リリース後(2016年秋?)はApple公式のSPMが主流になるだろうと思われる。

パッケージ管理ツールとは、rubyでいうrbenv、perlでいうcpanなど、機能をまとめたパッケージを簡単に 利用するためのものです。

「実践的クロスプラットフォームSwift」JP Simard

linuxandroidswiftコンパイルできるようになったが、マクロによるOS分岐の嵐である。 Mac上でLinuxswiftを使うにはdockerを使う方法がある。 Xcodeオープンソース化されることはなさそうなので、linux上ではCUIでのコーディングになる。

Xcodeで使われている、ソースコード補完機能をハックし、Xcode以外のエディタからも使えるようにしたSourceKitten というフレームワークを公開している方です。 尊敬するプログラマーです。

「コードリーディングについて」Laura Savino

技術的に目新しい内容ではなかったですが、英語がクリアですごく聞き取りやすく、表現力豊かでTEDを見ているようでした。

「Core Animationで作る高度なグラフィクス」Tim Oliver

CoreGraphicsやCoreAnimationは業務で大分勉強しましたが、私が知っている以上の詳しい内容について話していました。 CoreAnimationを作る上での便利なアプリなどの紹介も多く、役に立つかもしれません。

「目に見えないものを学ぶ」Cate Huston

モバイルアプリのUIを考える上での深い話でした。 話の内容が高度で、一回聞いただけではあまり理解できなかったので、時間があったら、ビデオを見直したいです。

Day2

「プロトタイピングの魔法」Adam bell

iOS6でのpassbookでは削除するとき、シュレッダーのアニメーションで分かりやすかった。 iOS7ではTVの電源が切れるようなエフェクトになっていて分かりづらい。 アニメーションをプロトタイプするならPlaygroundを使うととても良い。 ポケモンを選択したときにカプセルから飛び出すiOSアプリのライブコーディング。

ライブコーディングは素晴らしく分かりやすかったです。

「Protocol-Oriented Programming in Networking」Yosuke Ishikawa

HTTPリクエストとレスポンスの共通部分をプロトコルにまとめ、コードの重複を最小元にするやり方についての説明です。 実装のライブコーディングを行いました。 Reactiveプログラミングのswift実装であるRxSwiftの例を初めて見ましたが、 少ないコーディング量で簡潔に書けていたので、流行っている理由がわかりました。

ライブコーディングは見ている方は分かりやすいですが、 相当プログラミングに慣れていて、プレゼンのリハーサルなどもしないと上手くいかないのですごいと思いました。

「ライブデザイニング」Maxim Cramer

sketch on OSXを用いてアイコンのデザインとAppStore用のスクリーンショットを ライブで作るデモでした。 さすがデザイナーといった感じで作業が凄く速いです。

Day3

「Motivation based library abstraction」Hiroki Kato

はてなiOSアプリはここ1年ほどで全てObj-Cからswiftに書き換えた。 UTIKit、HUDKitなどgithubで公開しているライブラリの紹介。 はてなのデザイナーはXcodeのStoryboardを使っているので、 画面デザイン打ち合わせのタイムラグがなく、プログラマーが忙しい。

Storyboardを使いこなせるデザイナーは少ない気がします。

「Server Side Swift」Caesar Wirth

APIサーバをswiftで書き、herokuへデプロイし動作させるデモ。 perfectlyやpaperなどのswift製のフレームワークがある。

まだまだ、発展途上という感じです。

「デザイナーをSwiftのコードベースに巻き込む10の方法」Helen Holmes

XcodeのStoryboard、AutoLayout、IBDesignableの機能を使って画面を作る。 sketchというアプリを使う。Adobe製品より安い。 Xcodeと操作方法が似ている。

Sketch押しでした。

Summary

3日間全て出ると体力的にきつかったです。 もう少し、見たい日を絞った方が良かった。

swift言語をまったく触ったことのない方もある程度いたようなので、 swift初心者向けの講座、swiftはここが素晴らしいんだ、だからruby,javascriptプログラマーswiftやろうぜ的なプレゼンがもう少しあっても良かったかなと思いました。

技術的でない話だとついていけなかったので、英語リスニング力をもっと鍛えようと思いました。

以上